梅雨らしい雨続きもなく梅雨明けした日本は、すっかり猛暑続き。一日中水に浸かっていたいと思うこの頃、今回はそんな現実逃避の話題です。
日本でももちろん、世界中で体験することができるドルフィンウォッチングですが、自然が相手なので、もちろんお金を払ってツアーに参加しても見られなかったということもたくさんあります。

そんな中、フィジーでは高い確率(人によって100%と言い切ったり、95%と少し余裕を持たせたり)でイルカと会えるという場所がいくつかあります。
まずはフィジー諸島で面積、人口共に第2位のバヌアレブ島にあるロマランギ。ロマランギとは、フィジー語で「天国」という意味。本島のビチレブ島から国内線で1時間、そこからさらに車で1時間を要しますが、深い緑の大自然が美しく取り囲み、その自然の地形をいかしたリゾートが魅力です。手つかずのサンゴ礁の海が広がった環境で、イルカが近くを泳いでいる姿を目にすることができます。
そしてもう一つは、スバからキングス・ロードを北に2時間ほど車で走らせた場所にある、タカラナとナタレイです。こちらは島からボートで30分ほどの場所にムーンリーフがあり、その内側に100頭以上のイルカが住んでいるとのこと。この貴重な自然環境を守るため、一緒に泳がないこと、餌付けをしないことが決められています。
水族館のようにショーの時間が決まっていて、それに合わせて行けばいいというものでもありませんし、人を楽しませるためにジャンプなどを必ず披露してくれるわけでもありませんが、自然の姿のままを見ること、これが何よりも心に残る光景ではないでしょうか。
それぞれ、初めてフィジーを観光するというよりは、少し時間の余裕があれば足を延ばしていくという場所にあるので、なかなか訪れる機会は少ないかもしれません。フィジーを満喫するための更なるポイントとして心に留めてみてください。
次回は更に現実逃避!?のシャーク・フィーディングについてです。